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当社は以下のDDS技術をもとにして新規の経口製剤

経皮吸収製剤、注射剤の共同開発を行います。

自己溶解型マイクロニードル・アレイ・チップ
Self-dissolving microneedle array chip

インスリン、カルシトニン、成長ホルモン、プロスタグランジン、遺伝子などの経皮吸収製剤

経皮ワクチン


消化管粘膜付着性貼付システム
Gastrointestinal mucoadhesive patch system (GI-MAPS)

インスリン、カルシトニン、エリスロポエチンEPO、G-CSF、インターフェロン、ヘパリン、核酸薬などの経口製剤

長期間徐放性三層マイクロカプセル
Three-layered microcapsules

酢酸リュープロレイン、EPO、G−CSF、インターフェロン、インスリン、成長ホルモンなどの皮下注射剤

 
 遺伝子組換え技術の進歩により、ペプチド/蛋白薬が医療の場で重要な役割を果たすようになりました。しかし、蛋白薬は水溶性でかつ分子量が大きいため (1)消化管粘膜を透過し難いこと、(2)消化管内で極めて不安定であること などの理由から、殆ど注射剤として用いられています。
 
 このため、患者さんが治療を受けるために医療機関へ頻繁に通うことによる肉体的、精神的苦痛ははかり知れず、患者だけでなく医療機関の負担も大きいものです。さらに通院に要する費用や時間のロスも膨大な経済的損失になります。また、緊急の出張時には対応の方法もありませんし、コンプライアンス低下による治療効果の低下も含めると医療経済的な損失は莫大です。
 
 従って、「ペプチド/蛋白薬の経口製剤技術および経皮吸収製剤技術」の開発は医療上大きな貢献を果たすことが期待できます。当社のいずれのDDSも日本発のユニークな技術です。さらに一度、皮下に注射しておけば1ヶ月にわたり薬物を徐々に放出する
「三層構造を有する徐放性注射剤」は患者さんのQOLを改善する上でさらに大きいメリットが得られます。

 当社はこれらの新規のDDSの開発を通じて、臨床試験のサポートも行っています。
京都薬科大学薬物動態学教室教授の高田が理事長を務めるNPO法人・日本健康支援機構AN (2006年5月に京都府より認証)とともに京都市内での治験の活性化に貢献しています。



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